夢野 久作

犬のいたずら

新字新仮名 約1,228字・読了目安2分

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去年の十二月の三十一日の真夜中の事でした。一匹の猪と一匹の犬がある都の寒い寒い風の吹く四辻でヒョッコリと出会いました。 「ヤア犬さん、もう帰るのかね」 「ヤア猪さん、もう来たのかね」 と二人は握手しました。 「もうじき来年になるのだが、それ…

作品情報

初出「九州日報」1922(大正11)年11月16~17日
分類NDC K913
公開日2007-08-02
最終更新2014-09-21
底本 「夢野久作全集7」三一書房
入力川山隆
校正土屋隆

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