夢野 久作

犬の王様

新字新仮名 約1,334字・読了目安3分

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むかしある国に独り者の王様がありました。家来がどんなにおすすめしてもお妃をお迎えにならず、お子様もない代りに一匹の犬を育てて毎晩可愛がって、「息子よ息子よ」とよんで、毎日この犬を連れては山を歩くのを何よりの楽しみにしておいでになりました。 …

作品情報

初出「九州日報」1922(大正11)年12月
分類NDC K913
公開日2007-08-02
最終更新2014-09-21
底本 「夢野久作全集7」三一書房
入力川山隆
校正土屋隆

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