佐藤 垢石

石亀のこと

新字新仮名 約1,007字・読了目安2分

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鮎は、毛鈎や友鈎で掛けるばかりでなく、餌に食いつくのは、誰も知っている。 私が少年のころ、父と共に利根川で用いていた毛鈎は、播州ものの甚だ粗末な出来であった。近年のように加賀鈎や土佐鈎のように精巧のものは、見たこともなかったのである。だから…

作品情報

初出「釣趣戯書」三省堂、1942(昭和17)年
分類NDC 787 914
公開日2007-06-28
最終更新2014-09-21
底本 「垢石釣り随筆」つり人ノベルズ、つり人社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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