佐藤 垢石

にらみ鯛

新字新仮名 約6,786字・読了目安14分

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悲しき副膳のお肴 万延元年の四月の末の方、世はもう、青葉に風が光る初夏の候であった。 京都所司代酒井若狭守忠義は、月並みの天機奉伺として参内した。ご用談が、予定以上に長くなって、灯がつく頃になっても禁裡を退出しなかった。侍従岩倉具視は、 (…

作品情報

分類NDC 914
公開日2007-04-27
最終更新2014-09-21
底本 「完本 たぬき汁」つり人ノベルズ、つり人社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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