佐藤 垢石

ザザ虫の佃煮

新字新仮名 約2,323字・読了目安5分

この作品を読む Amazonで探す

秋の蠅も、私には想い出の深い餌である。私の少年のころのある期間、父は忙しいので私の釣りの相談相手になれなかったことがある。私は、一人で竿から仕掛け、餌のことまで、才覚思案した。 上州へは、秋が殊のほか早く訪れるのが慣わしである。九月上旬にな…

作品情報

初出「釣趣戯書」三省堂、1942(昭和17)年
分類NDC 787 914
公開日2007-06-28
最終更新2014-09-21
底本 「垢石釣り随筆」つり人ノベルズ、つり人社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

佐藤 垢石の他の作品

佐藤 垢石の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。