佐藤 垢石

東京湾怪物譚

新字旧仮名 約2,871字・読了目安6分

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一 観音崎と富津岬とが相抱いた東京湾口は、魚の楽園らしい。どんな魚でもゐる。それは餌が豊富であるのと、潮の流れが生きてゐるためであると思ふ。 浦賀港から二三里三浦半島の突端の方へ寄つた下浦などは、黒鯛の避寒地だとされてゐる。夏の間、江戸前や…

作品情報

分類NDC 787 914
公開日2010-07-03
最終更新2014-09-21
底本 「集成 日本の釣り文学 第九巻 釣り話 魚話」作品社
入力門田裕志
校正山本弘子

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