岸田 国士

富士はおまけ(ラヂオ・ドラマ)

新字旧仮名 約7,907字・読了目安16分

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富士を遠景に、霞のなかに浮ぶ峠の古風な掛茶屋。軒先に山桜の一株が綻び始めてゐます。 茶屋の主、東定臣が、ネルのシヤツにコオルテンの半ズボンを穿き、店の前の道を鍬で平らしてゐます。時々、腰を伸ばし、空を見上げるのですが、やがて、 定臣 ああ、…

作品情報

初出「文藝春秋 第十三年第二号」1935(昭和10)年2月1日
分類NDC 912
公開日2011-07-13
最終更新2014-09-16
底本 「岸田國士全集6」岩波書店
入力kompass
校正門田裕志

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