北条 民雄

白痴

新字旧仮名 約1,615字・読了目安3分

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親父は大酒飲みで、ろくすつぽ仕事もせず毎日酔つぱらつては大道に寝転び、村長でも誰でも口から出まかせに悪口雑言を吐き散らすのが無上の趣味で、母親は毎日めそめそ泣いて、困るんでござります困るんでござりますと愚痴つてばかりゐる意気地なしなのである…

作品情報

初出「山桜」1935(昭和10)年5月号
分類NDC 913
公開日2017-01-27
最終更新2016-12-09
底本 「定本 北條民雄全集 上巻」東京創元社
入力Nana ohbe
校正富田晶子

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