北条 民雄

癩院記録

新字旧仮名 約10,386字・読了目安21分

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入院すると、子供を除いて他は誰でも一週間乃至二週間ぐらゐを収容病室で暮さなければならない。そこで病歴が調べられたり、余病の有無などを検査されたりした後、初めて普通の病舎に移り住むのであるが、この収容病室の日々が、入院後最も暗鬱な退屈な時であ…

作品情報

初出「改造」1936(昭和11)年10月
分類NDC 916
公開日2010-10-17
最終更新2014-09-21
底本 「定本 北條民雄全集 下巻」東京創元社
入力Nana ohbe
校正伊藤時也

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