牧野 富太郎

風に飜へる梧桐の実

新字旧仮名 約1,506字・読了目安3分

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秋風起つて白雲飛ぶと云ふ時節ともなると、アヲギリ(幹、枝が緑色ながら云ふ)即ち梧桐の種子を着けた其舟状の殻片が、其母枝を離れ翩々として風に乗じ遠近の地に墜ちる、是れは何も珍らしい事ではないが、其れが眼前に落ち散らばつてゐる処を見ると、其殻片…

作品情報

分類NDC 470
公開日2008-01-17
最終更新2014-09-21
底本 「日本の名随筆 別巻14 園芸」作品社
入力門田裕志
校正多羅尾伴内、川山隆

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