織田 作之助

妻の名

新字新仮名 約340字・読了目安1分

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朝から粉雪が舞いはじめて、ひる過ぎからシトシトと牡丹雪だった。夕方礼吉は雪をふんで見合に出掛けた。雪の印象があまり強すぎたせいか、肝賢の[#「肝賢の」はママ]相手の娘さんの印象がまるで漠然として掴めなかった。翌朝眼がさめると、もうその娘さん…

作品情報

分類NDC 913
公開日2009-10-10
最終更新2014-09-21
底本 「定本織田作之助全集 第六巻」文泉堂出版
入力桃沢まり
校正小林繁雄

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