堀 辰雄

死の素描

旧字旧仮名 約3,623字・読了目安7分

この作品を読む Amazonで探す

僕は、ベツドのかたはらの天使に向つて云つた。 「蓄音機をかけてくれませんか?」 この天使は、僕がここに入院中、僕を受持つてゐるのだ。彼女は白い看護婦の制服をつけてゐる。 「何をかけますか?」 「シヨパンのノクタアンを、どうぞ――」 蓄音機の…

作品情報

初出「新潮 第二十七年第五号」1930(昭和5)年5月号
分類NDC 913
公開日2012-09-24
最終更新2014-09-16
底本 「堀辰雄作品集第一卷」筑摩書房
入力tatsuki
校正大沢たかお

堀 辰雄の他の作品

堀 辰雄の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。