堀 辰雄

夏の手紙

立原道造に

旧字旧仮名 約5,430字・読了目安11分

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七月二十五日、信濃追分にて この前の土曜日にこちらに來るかと思つてゐたが、とうとう來られなかつたね。君のゐる大森の室生さんの留守宅の方へ手紙を出すと、どうも郵便物はみんな輕井澤の別莊の方へ𢌞送されてしまふらしいから、君の働いてゐる建築事務…

作品情報

初出「新潮 第三十四巻第九号」1937(昭和12)年9月号
分類NDC 915
公開日2013-06-14
最終更新2014-09-16
底本 「堀辰雄作品集第四卷」筑摩書房
入力tatsuki
校正染川隆俊

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