堀 辰雄

二人の友

旧字旧仮名 約3,067字・読了目安6分

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一、中野重治 それからもう數年になるのである。 ある日のこと、僕が田端の室生さんのところへ行つたら、室生さんは「昨日は面白い男がきたよ」と云つた。その男は自分は五十位になつたらいい抒情詩が書けさうだと云つてゐたさうだ。そして大へん酒が好きで…

作品情報

初出「詩神 第六巻第七号」1930(昭和5)年7月号、「文學界 第一巻第四号」1934(昭和9)年9月号
分類NDC 914
公開日2010-07-12
最終更新2014-09-21
底本 「堀辰雄作品集第四巻」筑摩書房
入力tatsuki
校正染川隆俊

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