思ひ出
新字旧仮名 約5,270字・読了目安11分
一 まだ四条通りが、今のやうに電車が通つたり、道巾が取りひろげられなかつた頃、母と姉と私と三人で、今井八方堂と云ふ道具店の前にあたる、今の万養軒の処で葉茶屋をして居りました。 父は私の生れる前になくなつて、それ以来私は男のやうな気性の母親の…
作品情報
| 初出 | 「都市と藝術 198号」1930(昭和5)年 |
|---|---|
| 分類 | NDC 721 |
| 公開日 | 2008-07-09 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「青眉抄その後」求龍堂 |
| 入力 | 鈴木厚司 |
| 校正 | 川山隆 |
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