上村 松園

写生帖の思ひ出

新字旧仮名 約2,237字・読了目安4分

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いつからとなく描きためかきためした写生帖が、今は何百冊と云ふ数に上つてゐる。一冊の写生帖には、雑然として写生も縮図も前後なく描き込んである。が、さうしたものを時折繰りひろげてみると、思ひ掛けもない写生や縮図が見付かつて、忘れた昔を思ひ出した…

作品情報

初出「絵と随筆」塔影社、1932(昭和7)年
分類NDC 721
公開日2008-07-09
最終更新2014-09-21
底本 「青眉抄その後」求龍堂
入力鈴木厚司
校正川山隆

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