上村 松園

旧い記憶を辿つて

新字旧仮名 約1,469字・読了目安3分

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その頃の絵は、今日のやうに濃彩のものがなくて、何れもうすいものでした。恰度春挙さんの海浜に童子の居る絵の出たころです。そのころは、それで普通のやうにおもつてゐたのでした。今日のは、何だか、そのころからみるとずつと絵がごつくなつてゐるとおもひ…

作品情報

初出「都市と藝術 240号」1934(昭和9)年
分類NDC 721
公開日2008-07-09
最終更新2014-09-21
底本 「青眉抄その後」求龍堂
入力鈴木厚司
校正川山隆

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