小酒井 不木

謎の咬傷

新字新仮名 約14,571字・読了目安29分

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一 これも霧原警部の「特等訊問」の話である。 銀座四丁目に、貴金属宝石商を営んでいる大原伝蔵が、昨夜麹町区平河町の自宅の居間で、何ものかに殺されたという報知が、警視庁へ届いたのは、余寒のきびしい二月のある朝であった。 霧原警部は、部下の朝井…

作品情報

初出「女性」1925(大正14)年7月
分類NDC 913
公開日2010-06-13
最終更新2014-09-21
底本 「怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集」ちくま文庫、筑摩書房
入力川山隆
校正宮城高志

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