長塚 節

おふさ

旧字旧仮名 約9,002字・読了目安18分

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刈草を積んだ樣に丸く繁つて居た野茨の木が一杯に花に成つた。青く長い土手にぽつ/\とそれが際立つて白く見える。花に聚つて居る蟲の小さな羽の響が恐ろしい唸聲をなしつゝある。土手に添うて田が連る。石灰を撒いて居る百姓の短い姿がはらりと見えて居る。…

作品情報

初出「ホトトギス 第十二卷第十二號」1909(明治42)年9月1日
分類NDC 913
公開日2012-07-28
最終更新2014-09-16
底本 「長塚節全集 第二巻」春陽堂書店
入力林幸雄
校正A子

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