国枝 史郎

真間の手古奈

新字新仮名 約4,739字・読了目安9分

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一 一人の年老いた人相見が、三河の国の碧海郡の、八ツ橋のあたりに立っている古風な家を訪れました。 それは初夏のことでありまして、河の両岸には名に高い、燕子花の花が咲いていました。 茶など戴こうとこのように思って、人相見はその家を訪れたのでし…

作品情報

初出「サンデー毎日」1929(昭和4)年1月1日
分類NDC 913
公開日2008-06-11
最終更新2014-09-21
底本 「国枝史郎伝奇短篇小説集成 第二巻 昭和三年~昭和十二年」作品社
入力H.YAM
校正門田裕志

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