岩村 透

不吉の音と学士会院の鐘

新字新仮名 約2,773字・読了目安6分

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昼も見えたそうだね。渋谷の美術村は、昼は空虚だが、夜になるとこうやってみんな暖炉物語を始めているようなわけだ。其処へ目星を打って来たとは振っているね。考えてみれば暢気な話さ。怪談の目星を打たれる我々も我々であるが、部署を定めて東奔西走も得難…

作品情報

初出「新小説 明治四十四年十二月号」春陽堂、1911(明治44)年12月
分類NDC 913
公開日2008-10-15
最終更新2014-09-21
底本 「文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正noriko saito

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