島崎 藤村

芭蕉

旧字旧仮名 約5,834字・読了目安12分

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佛蘭西の旅に行く時、私は鞄の中に芭蕉全集を納れて持つて行つた。異郷の客舍にある間もよく取出して讀んで見た。『冬の日』、『春の日』から、『曠野』、『猿簑』を經て『炭俵』にまで到達した芭蕉の詩の境地を想像するのも樂しいことに思つた。 昔の人の書…

作品情報

分類NDC 914
公開日2008-11-14
最終更新2014-09-21
底本 「飯倉だより」岩波文庫、岩波書店
入力小川幸子
校正小林繁雄

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