久坂 葉子

入梅

新字新仮名 約9,906字・読了目安20分

この作品を読む Amazonで探す

わたしは庭に降りて毛虫を探し、竹棒でそれをつきころしていた。それは丁度、若葉が風にゆらいでいきいきとしており、モスの着物が少しあつすぎる入梅前のこと、素足にエナメル草履の古いのをつっかけて庭掃除に余念がなかった。毛虫は、ほんの二坪位の庭より…

作品情報

分類NDC 913
公開日2005-07-03
最終更新2014-09-18
底本 「久坂葉子作品集 女」六興出版
入力kompass
校正松永正敏

久坂 葉子の他の作品

久坂 葉子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。