永井 荷風

草紅葉

新字新仮名 約6,490字・読了目安13分

この作品を読む Amazonで探す

○ 東葛飾の草深いあたりに仮住いしてから、風のたよりに時折東京の事を耳にすることもあるようになった。 わたくしの知っていた人たちの中で兵火のために命を失ったものは大抵浅草の町中に住み公園の興行ものに関与っていた人ばかりである。 大正十二年の…

作品情報

分類NDC 914
公開日2010-04-16
最終更新2021-02-04
底本 「荷風随筆集(下)」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正阿部哲也

永井 荷風の他の作品

永井 荷風の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。