嘉村 礒多

途上

新字旧仮名 約28,831字・読了目安58分

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六里の山道を歩きながら、いくら歩いても渚の尽きない細長い池が、赤い肌の老松の林つゞきの中から見え隠れする途上、梢の高い歌ひ声を聞いたりして、日暮れ時分に父と私とはY町に着いた。其晩は場末の安宿に泊り翌日父は私をY中学の入学式につれて行き、そ…

作品情報

初出「中央公論」1932(昭和7)年2月
分類NDC 913
公開日2009-06-06
最終更新2014-09-21
底本 「現代日本文學大系 49」筑摩書房
入力岡本ゆみ子
校正林幸雄

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