上田 敏 (翻訳者)、シュウォッブ マルセル
法王の祈祷
新字旧仮名 約2,975字・読了目安6分
香煙と法衣とより離れて、わが殿中の一隅金薄の脱落ちたこの一室に来れば、ずつと気やすく神と語ることが出来る。こゝへ来ては、腕を支へられずに、わが老来を思ふのである。弥撒を行ふ間は、わが心自づと強く、身も緊つて、尊い葡萄酒の輝は眼に満ちわたり、…
作品情報
| 初出 | 「藝文 第六年第一号」1915(大正4)年1月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 953 |
| 公開日 | 2009-06-12 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「定本 上田敏全集 第一巻」教育出版センター |
| 入力 | ロクス・ソルス |
| 校正 | Juki |
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