上村 松園

北穂天狗の思い出

新字新仮名 約707字・読了目安1分

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懐しまれるのは去年の六月信州北穂の天狗の湯へ旅をしたときの思い出である。 立夏過ぎ一日二日、一行は松篁はじめ数人、私は足が弱いので山腹から馬の背をかりることにした。馬の背の片側にお炬燵のやぐらを結えつけ座蒲団を敷いて私がはいり、一方には重さ…

作品情報

初出「京都日出新聞」1935(昭和10)年7月30日
分類NDC 721
公開日2009-03-31
最終更新2014-09-21
底本 「青帛の仙女」同朋舎出版
入力川山隆
校正鈴木厚司

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