和辻 哲郎

漱石の人物

新字新仮名 約11,653字・読了目安23分

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私が漱石と直接に接触したのは、漱石晩年の満三個年の間だけである。しかしそのおかげで私は今でも生きた漱石を身近に感じることができる。漱石はその遺した全著作よりも大きい人物であった。その人物にいくらかでも触れ得たことを私は今でも幸福に感じている…

作品情報

初出「新潮」1950(昭和25)年12月号
分類NDC 121 910
公開日2012-03-02
最終更新2014-09-16
底本 「和辻哲郎随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正米田

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