坂口 安吾

安吾新日本風土記

03 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫

新字新仮名 約22,791字・読了目安46分

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発端 先月日向を旅行したとき、宮崎市内の鉄道沿線に「クスリは富山の広貫堂」という広告板を見た。富山の薬は販売員が各地の家庭を一々訪問して薬袋を預けて行く特別な商法であるが、南の果の日向にまでその行商の足がのびているのかと思うと、本拠地を訪問…

作品情報

初出「中央公論 第七〇年第三号」中央公論社、1955(昭和30)年3月1日
分類NDC 915
公開日2014-12-07
最終更新2014-11-14
底本 「坂口安吾全集 15」筑摩書房
入力砂場清隆
校正塚本由紀

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