片山 広子

赤とピンクの世界

新字旧仮名 約3,513字・読了目安7分

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農村が町となり、ながめが好く空気もきれいなので、だんだん新しい家が出来て、住む人も多くなつて来た。町のひらけ始めた時分に出来た十軒ばかりの家は、それぞれ屋根の色がちがひ坪数もちがつてゐるが、どの家もみんなみづみづしい生垣で、庭に椿や海棠やぼ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2010-11-12
最終更新2014-09-21
底本 「燈火節」月曜社
入力竹内美佐子
校正伊藤時也

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