片山 広子

お嬢さん

新字旧仮名 約1,538字・読了目安3分

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花の里、吉原にその青年は初めて行つたのである。それから十日位すぎて私にその夜のてんまつを聞かしてくれた。彼と私とは年齢の差を越えての友達だつた。青年は古い紳士の家に生れて上品で神経質だつたが、同時に人のおもひもかけない突飛な真似もする人で、…

作品情報

分類NDC 914
公開日2010-11-12
最終更新2014-09-21
底本 「燈火節」月曜社
入力竹内美佐子
校正伊藤時也

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