正岡 子規

刺客蚊公之墓碑銘

柩に収めて東都の俳人に送る

新字旧仮名 約439字・読了目安1分

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田舎の蚊々、汝竹藪の奥に生れて、その親も知らず、昼は雪隠にひそみて伏兵となり、夜は臥床をくぐりて刺客となる、咄汝の一身は総てこれ罪なり、人の血を吸ふは殺生罪なり、蚊帳の穴をくぐるは偸盗罪なり、耳のほとりにむらがりて、雷声をなすは妄語罪なり、…

作品情報

初出「法の雷 第十三号」1891(明治24)年10月15日
分類NDC 914
公開日2010-05-22
最終更新2014-09-21
底本 「飯待つ間」岩波文庫、岩波書店
入力ゆうき
校正noriko saito

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