鈴木 三重吉

胡瓜の種

旧字旧仮名 約3,955字・読了目安8分

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小さいときから自分を育てゝ來たお千は、下女と祖母とを伴れて、車に乘つて一足先に移つて出た。 自分は宿屋の拂ひをして、一二の用事に𢌞つてあとから行つた。荷車に托した行李と蒲團とが已に運ばれて、上り口に積み上げてあつた。見すぼらしいがた/″\…

作品情報

分類NDC 914
公開日2010-07-24
最終更新2014-09-21
底本 「鈴木三重吉全集 第二巻」岩波書店
入力林幸雄
校正noriko saito

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