木の都
新字旧仮名 約9,282字・読了目安19分
大阪は木のない都だといはれてゐるが、しかし私の幼時の記憶は不思議に木と結びついてゐる。 それは生国魂神社の境内の、巳さんが棲んでゐるといはれて怖くて近寄れなかつた樟の老木であつたり、北向八幡の境内の蓮池に落つた時に濡れた着物を干した銀杏の木…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 1999-10-02 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「現代文学大系 44 武田麟太郎・島木健作・織田作之助集」筑摩書房 |
| 入力 | 山根鋭二 |
| 校正 | 湯地光弘 |
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