斎藤 茂吉

鯉

新字旧仮名 約1,731字・読了目安3分

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大石田に来てから、最上川に大きな鯉が居るといふ話を一再ならず聞いた。今は大石田町に編入されたが、今宿(いましゆく)といふ部落の出はづれで、トンネルのあるところの山を切開いた新道、つまり従来ヘグリと云つてゐた断崖に沿うて流れる最上川の底は堅い…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-01-18
最終更新2014-09-18
底本 「日本の名随筆32 魚」作品社
入力門田裕志
校正氷魚、多羅尾伴内

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