宮沢 賢治

耕耘部の時計

新字新仮名 約4,563字・読了目安9分

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一 午前八時五分 農場の耕耘部の農夫室は、雪からの反射で白びかりがいっぱいでした。 まん中の大きな釜からは湯気が盛んにたち、農夫たちはもう食事もすんで、脚絆を巻いたり藁沓をはいたり、はたらきに出る支度をしていました。 俄かに戸があいて、赤い…

作品情報

分類NDC K913
公開日2010-10-07
最終更新2023-07-08
底本 「イーハトーボ農学校の春」角川文庫、角川書店
入力ゆうき
校正noriko saito

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