小川 未明

黒い旗物語

新字新仮名 約7,517字・読了目安15分

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一 どこからともなく、爺と子供の二人の乞食が、ある北の方の港の町に入ってきました。 もう、ころは秋の末で、日にまし気候が寒くなって、太陽は南へと遠ざかって、照らす光が弱くなった時分であります。毎日のように渡り鳥は、ほばしらの林のように立った…

作品情報

初出「日本少年」1915(大正4)年4月
分類NDC K913
公開日2012-01-05
最終更新2014-09-16
底本 「定本小川未明童話全集 1」講談社
入力ぷろぼの青空工作員チーム入力班
校正ぷろぼの青空工作員チーム校正班

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