外村 繁

夢幻泡影

新字新仮名 約13,435字・読了目安27分

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一 浅黄色の色硝子を張ったような空の色だった。散り雲一つない、ほとんど濃淡さえもない、青一色の透明さで、かえって何か信じられないような美しさである。例えば、ちょっと石を投げる、というような些細な出来事で、一瞬どんな変化が起るかも知れない、と…

作品情報

初出「文藝春秋」1949(昭和24)年4月
分類NDC 913
公開日2013-11-11
最終更新2014-09-16
底本 「澪標・落日の光景」講談社文芸文庫、講談社
入力kompass
校正門田裕志

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