小川 未明

汽車は走る

新字新仮名 約6,301字・読了目安13分

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春風が吹くころになると、窓のガラスの汚れがきわだって目につくようになりました。冬の間は、ほこりのかかるのに委していたのです。裁縫室の窓からは、運動場の大きな桜の木が見えました。 「あの枝に花が咲くのは、いつのことか。」と、ちらちらと雪の降る…

作品情報

初出「日本の子供」1941(昭和16)年4月
分類NDC K913
公開日2017-12-11
最終更新2017-11-24
底本 「定本小川未明童話全集 13」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井裕二

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