小川 未明

木の上と下の話

新字新仮名 約4,962字・読了目安10分

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一 ある家の門のところに、大きなしいの木がありました。すずめが、その枝の中に巣を造っていました。さわやかな風が吹いて、きらきらと若葉は波だてていました。 「お母さん、さっきから、小さな子供たちがこの木の下でぺちゃぺちゃいっているが、なにをし…

作品情報

初出「台湾日日新報 夕刊」1940(昭和15)年5月7、8日
分類NDC K913
公開日2018-11-08
最終更新2018-11-01
底本 「定本小川未明童話全集 13」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井裕二

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