岸田 国士

ここに弟あり

新字旧仮名 約10,777字・読了目安22分

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洪次郎 紅子 基一郎 東京市内のある裏通りで、玄関の二畳から奥の六畳へ是非とも茶の間を通つて行かねばならぬ不便な間取りの家。 座敷には瀬戸の丸火鉢が一つと、床の間にヴアイオリンのケースが置いてある。茶の間には粗未な鏡台。羽織を重ねたまゝの女…

作品情報

初出「文藝春秋 第九年第一号」1931(昭和6)年1月1日
分類NDC 912
公開日2012-04-23
最終更新2014-09-16
底本 「岸田國士全集4」岩波書店
入力kompass
校正門田裕志

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