芥川 竜之介

産屋

萩原朔太郎君に献ず

旧字旧仮名 約711字・読了目安1分

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男は河から蘆を切つて來て、女の爲に産屋を葺いた。それから又引きかへして、前の河の岸へ行つた。さうして切りのこした蘆の中に跪いて、天照大神に、母と子との幸ひを祈つた。 日がくれかかると、女は産屋を出て、蘆の中にゐる男の所へ來た。 さうして「七…

作品情報

初出「鐘 第四號」1917(大正6)年8月1日
分類NDC 914
公開日2010-10-19
最終更新2014-09-21
底本 「芥川龍之介全集 第一卷」岩波書店
入力岡山勝美
校正noriko saito

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