いちぢくの葉
〔夏の午前よ〕
新字旧仮名 約200字・読了目安1分
夏の午前よ、いちぢくの葉よ、 葉は、乾いてゐる、ねむげな色をして 風が吹くと揺れてゐる、 よはい枝をもつてゐる…… 僕は睡らうか…… 電線は空を走る その電線からのやうに遠く蝉は鳴いてゐる 葉は乾いてゐる、 風が吹いてくると揺れてゐる、 葉…
作品情報
| 分類 | NDC 911 |
|---|---|
| 公開日 | 2021-10-22 |
| 最終更新 | 2021-09-27 |
| 底本 | 「新編中原中也全集 第二巻 詩Ⅱ」角川書店 |
| 入力 | きりんの手紙 |
| 校正 | hitsuji |
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