中原 中也

寒い夜の自我像

新字旧仮名 約534字・読了目安1分

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1 きらびやかでもないけれど、 この一本の手綱をはなさず この陰暗の地域をすぎる! その志明かなれば 冬の夜を、われは嘆かず、 人々の憔燥のみの悲しみや 憧れに引廻される女等の鼻唄を、 我が瑣細なる罰と感じ そが、わが皮膚を刺すにまかす。 …

作品情報

分類NDC 911
公開日2021-10-22
最終更新2021-09-27
底本 「新編中原中也全集 第二巻 詩Ⅱ」角川書店
入力きりんの手紙
校正hitsuji

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