小川 未明

海のまぼろし

新字新仮名 約2,607字・読了目安5分

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浜辺に立って、沖の方を見ながら、いつも口笛を吹いている若者がありました。風は、その音を消し、青い、青い、ガラスのような空には、白いかもめが飛んでいました。 ここに、また二人の娘があって、一人の娘は、内気で思ったことも、口に出していわず、悲し…

作品情報

分類NDC K913
公開日2012-04-02
最終更新2014-09-16
底本 「定本小川未明童話全集 10」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正仙酔ゑびす

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