永井 荷風

つゆのあとさき

新字新仮名 約84,507字・読了目安169分

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一 女給の君江は午後三時からその日は銀座通のカッフェーへ出ればよいので、市ヶ谷本村町の貸間からぶらぶら堀端を歩み見附外から乗った乗合自動車を日比谷で下りた。そして鉄道線路のガードを前にして、場末の町へでも行ったような飲食店の旗ばかりが目につ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2012-05-23
最終更新2014-09-16
底本 「つゆのあとさき」岩波文庫、岩波書店
入力米田
校正門田裕志

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