太宰 治

春昼

旧字旧仮名 約792字・読了目安2分

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四月十一日。 甲府のまちはづれに假の住居をいとなみ、早く東京へ歸住したく、つとめてゐても、なかなかままにならず、もう、半年ちかく經つてしまつた。けさは上天氣ゆゑ、家内と妹を連れて、武田神社へ、櫻を見に行く。母をも誘つたのであるが、母は、おな…

作品情報

初出「月刊文章 第五巻第六号」1939(昭和14)年6月1日
分類NDC 914
公開日2011-12-29
最終更新2014-09-16
底本 「太宰治全集11」筑摩書房
入力小林繁雄
校正阿部哲也

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