吉川 英治

三国志

06 孔明の巻

新字新仮名 約175,702字・読了目安351分

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関羽千里行 一 時刻ごとに見廻りにくる巡邏の一隊であろう。 明け方、まだ白い残月がある頃、いつものように府城、官衙の辻々をめぐって、やがて大きな溝渠に沿い、内院の前までかかってくると、ふいに巡邏のひとりが大声でいった。 「ひどく早いなあ。も…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-09-25
最終更新2014-09-16
底本 「三国志(四)」吉川英治歴史時代文庫、講談社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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