柳田 国男

峠に関する二、三の考察

新字新仮名 約5,531字・読了目安11分

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一 山の彼方 ビョルンソンのアルネの歌は哀調であるけれども、我々日本人にはよくその情合がわからない。日本も諾威に劣らぬ山国で、一々の盆地に一々の村、国も郡も村も多くは山脈を以て境しているが、その山たるや大抵春は躑躅山桜の咲く山で、決してアル…

作品情報

初出「太陽」1910(明治43)年3月
分類NDC 382 786
公開日2014-09-19
最終更新2014-09-15
底本 「山の旅 明治・大正篇」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正酒井裕二

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