牧野 信一

凸面鏡

新字旧仮名 約6,394字・読了目安13分

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「君は一度も恋の悦びを経験した事がないのだね。――僕が若し女ならば、生命を棄てゝも君に恋をして見せるよ。」と彼のたつた一人の親友が云つた時、 「よせツ、戯談じやねえ、気味の悪るい。」、と二人が腹を抱へて笑つてしまつて――その笑ひが止らない中…

作品情報

初出「新小説 第二十五巻第八号(八月号)」春陽堂、1920(大正9)年8月1日
分類NDC 913
公開日2011-07-08
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第一巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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